![]() 今、京王プラザホテルのロビーで展示されている歌舞伎をテーマにした和紙人形。これがすごい! 芝居小屋の表も裏も細かく細かく再現していて、それが全部和紙でできていると言うから驚き。これは客席と舞台だけだが、人形ひとつひとつに動きがあり、見ていると自分までこの喧噪に混じっているような気持ちになってくる。舞台の構造についての簡単な解説もあり、「へ〜、奈落ってこんなところなんだ〜」と歌舞伎に対しての興味が湧いてきた。この両脇には、芝居小屋の観客用の入り口部分と、舞台裏の支度部屋が再現されている。表は小屋の前を行き交う人の波、裏は大わらわの関係者で賑わって、さらに反対側には裏口に出入りする人やPRのパレードをする人形がある。 またこれとは別のブースには、大道具、小道具を準備する大勢の人達の様子が展示されている。娘道成寺の鐘や背景を作っていたり、お花を植えたり衣装を準備したり。お弁当を食べている人もいれば床山さんがカツラを手入れしていたり、ほんとに小さい人形達なのに躍動感でいっぱい。 さらに日本人形くらいの大きさの役者さん達の人形もたくさん展示されている。歌舞伎に詳しければもっと面白く感じられたのだろうに、知識がなくて非常に残念。これを機会に、本でも読んでみようかな。 久々によ〜く晴れた今日、これまた久々に車で出かけた。今週全線開通した環八で、環八に出てみた。って変な文章だが、今週開通した区間は井荻のトンネル手前〜新目白通りと、川越街道〜北区まで。その二つの区間に挟まれた部分は暫く前に既に開通していてそこから新目白を越えて井荻辺りの環八に出たわけだ。突き当たりは三車線用意されていたけれど、中央以外はまだ工事をしていて、さらにその先のトンネルも一車線しか通れなかったのでちょっと混んでいたが、月末なのに第三京浜までスイスイ。 今までは環八の混雑に辟易して多少遠回りでも環七を使っていたので、なんだか景色が認識できず距離感が掴めなかった。開通まで半世紀かかったそうだが、これからは少し環八が利用しやすくなるかもしれない。 ********* ところで6月1日から路駐を厳しく取り締まるらしい。罰金を滞納すると車検も受けられなくなるとか。私自身可能な限り路駐してたけど、昔実家の前が整形外科でよく家の前に停められて出入りしづらかった(お医者さんは知り合いだし、病人が乗っているのであればしかたないというのが我が家の認識だったと思う。)ことを思い出した。 ある朝、外に出ようとしたら車が止まっていた。しかも一方通行のはずなのに逆向き。実はその日は祖母のお通夜でこのままでは棺桶が出せない。そこで躊躇せず通報。すると警察が来る前に持ち主が現れた。アメリカ人の多い町なので彼もそうなのかもしれないが、こういう事情で警察に電話したからと言ったら、喪服姿の私を見て「それはお気の毒だ。でもあなたのお腹には新しい命が宿って...。」お〜〜〜い!!!生まれてから今日までの間、太ってると言われたことは一度もないんだけどねぇ。お通夜の前日にたらふく食べたわけでもないし...。到着した警官が英語をしゃべらず(れず?)に対応がうやむやになってしまったことも重なり、かなりへこむ思い出となった。 ストーンズにしろ車にしろ、テクニックとかスペックとか詳しいことは全然分からないくせに、自分の中にストレートに入ってくれば一目惚れをしちゃうタイプ。特に車は見た目で判断。だからこの写真を見た瞬間、なんて美しいんだろうとノックアウトされてしまった。
![]() このSM (Sport Maserati) は70年代前半に僅か13,000台足らずしか生産されていない。5速MTの他にこの時代に既にATがあったのね。(主に北米用のようだが。)DS21パラス(って分からないけど、DSといえばひと昔前今井美樹のCMで話題になった。SMAPのメンバーが駐車違反で逃げたのもこれだったかも。)の倍以上する価格だったにもかかわらず、カブリオレも受注生産で15台が売れ、さらに大統領公用車として製作された4ドアのカブリオレ2台はいまだに現役だという。 ![]() なんといってもまずこの色に惚れた。そしてこのエレガントなデザイン。後部座席の窓のカットなんて将棋の駒みたいな形だけれど、それがシルバーの枠に嵌まるととたんに華奢に見えてくる。それとハッチバックとの間のロゴ(?)の入れ方も、ドアノブも、いちいちおしゃれ。室内もダッシュボードがアシメトリーで、助手席って乗っていればいいんですね♪って感じ。この車に乗るなら普段のとんでもない格好で乗ってしまったら一生後悔しそうだ(しかし乗ることは一生ないだろう...。) たしか一度、原宿の明治通り沿いで黒のSMを見かけたことがあったのだが、この写真のSMが気に入ってしまったのは、この本のどの写真もがパブリシティ用に魅力的に撮られたものばかりだったからかもしれない。車の写真にはムカシ(20世紀初頭)から若くてきれいな女性がパッケージされていたのか、当時の流行ファッションで一緒に写っていて、これがまたすっごくいい。20年代頃のモガ風、50年代の2CVのサーキュラースカート姿、60年代のミニスカートのワンピースに混じって、ところどころに今でも着られるようなナチュラルなニット姿もある。 ただ、このSMはそうした世間の風潮とか売れ筋とかそういったものを度外視し、折りしもマセラティを手中に収めたシトロエン社が独自の志向を具現した最高の贅沢品であったようだ。それゆえわずか5年でまっ先にリストラの対象になってしまったわけだが、今でも現役で仏政府の公用車として、フランスのエスプリを象徴しているのかもしれない。 THE ROLLING STONESLADIES AND GENTLEMEN NEW COMPLETE VERSION わけのわからないタイトル。いつ、どこで行われたショーの映像かもわからないが、曲目からすると72年の『メインストリートのならず者』が発表された後のようだ。画質は6つのランクのうち最上。まあ、30年以上前のものだからこんなものなのかな。 ということはミック・ジャガーもキースもまだ20代。ジャガーはどことなくまだ可愛らしさが残っているが、それでもお化粧をし反体制の匂いも醸し出している。最近ではなかなかお目にかかれなくなったキースと同じマイクで一緒に歌うシーンも、腰に手を当て嬉しそうに歌っていた。 ステージは今とは比べものにならないくらい狭く、立ち位置はみんな殆ど変わらない。ジャガーでさえ6曲目にやっとマイクスタンドから離れた(といっても衣装からすると曲順はかなり入れ替えてあるようだ)。ライティングはスポットライトが基本。ビルのベースとアンプを繋ぐコードが、まるでゴム跳びのゴムみたい。びよよよ〜ん。 ジャガーもキースも、ミック・テイラーももちろんのこと、チャーリーまで衣装替えをしていた。襟と袖にたっぷりとフリルのついたブラウスを着ているシーンがある。一瞬スペインでのショーかと思った(が、会場アナウンスは英語)。 今とは違って、 ・キースがヒールのある靴を履いてまじめにギターを弾いている。 ・ステージ上でメンバー同士がおしゃべりしたりしていない。 ・ジャガーは座り込んだり、両膝と片手を床について歌っていたところもあった。観客に一緒に歌わせる、ということはなかった。 ・テイラーは、ロニーよりももっとたくさん、重要な仕事をさせてもらっている。 ・ニッキー・ホプキンスとボビー・キーズが揃って脇を固め、ボビーはタンバリンも叩いていた。 ・コーラスチームがいなくて、『ギミー・シェルター』のイントロはリサのパートが管楽器。今よりもっとロックっぽい。 ・『ハッピー』はどっちがリードボーカルかわからない。 ・衣装の色はモノトーンはあるけど原色はなかったと思う。ジャガーは最初はGジャン(今でも充分イケるファッション!)、後の方は黒に全身白いドット入り、白に全身スパンコールみたいな飾りのついた衣装。腰に長い布を巻き、外して首にかけたり。あゝ、70年代! ・カメラは会場を写し出すことはない。たまに白黒のようになる。 やっぱりミック・テイラーはギターがうまい。今のストーンズから考えると異色の存在のように思える。まだこの頃は20代半ばなのにね。だまって黙々と弾いていたけれど、お兄ちゃんたちに怒られないように緊張していたのかもしれない。でもレコードの幻想的な音と違って、もっとストレートな印象を受けた。 1. BROWN SUGAR 2. BITCH 3. GIMMIE SHELTER 4. DEAD FLOWERS 5. HAPPY 6. TUMBLING DICE 7. LOVE IN VAIN 8. SWEET VIRGINIA 9. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT 10. ALL DOWN THE LINE 11. MIDNIGHT RAMBLER 12. BYE BYE JOHNNY 13. RIP THIS JOINT 14. JUMPIN' JACK FLASH 15. STREET FIGHTING MAN 16. MIDNIGHT RAMBLER (STANDARD VERSION) (STANDARD VERSION といっても、11と同じ映像と思われる。) 西新宿にブートレクのお店がたくさんあると知り、そういえばなんだか良く分からないようなお店屋さんがいろいろあったなと、数年前にその辺りでバイトした時のことを思い出し、行ってみた。どうしても東京ドーム2日めの音源を聞きたいと思って。入ったお店には外人ミュージシャンがたくさん来店するらしく、入り口や階段に所狭しとサインや写真が貼ってある。レジ脇には今年4月に来店したというボンジョビのがあった。どこかの掲示板で、ジミー・ペイジが来店して「前回来店した時の写真飾ってある?」なんていいながら、何枚も商品を持って帰ってしまった、というのはこの店だろうか。誰かのお墓を掘り返してギターを盗もうとした、という70年代に音楽雑誌で読んだ噂話を思い出す。もっぱらケチという評判だった。 入ってすぐにストーンズコーナーがあった。しかしここは DVD の売り場。3階まで行きお目当ての TATTOO RECORDS から出ている CD を買ってみる。そして美容師さんの誕生日用に2階で KISS の DVD を買い、さらに1階に戻りストーンズの DVD を2枚も買ってしまった。ずいぶん悩んで70年代前半のものと今年2月のブエノスアイレスのショーを選んだ。 今度の休みに、ゆっくり堪能してみよう。
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